1947-11-12 第1回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
われわれは、過般學校教育法が可決されましてから、この六・三制の學校制度に贊意を表しまして、その出發を見守つたのでありますが、あまりにもひどい豫算であるがために、四月以來組合としては百萬圓の豫算を投じて、全國の學校調査を行つたのであります。
われわれは、過般學校教育法が可決されましてから、この六・三制の學校制度に贊意を表しまして、その出發を見守つたのでありますが、あまりにもひどい豫算であるがために、四月以來組合としては百萬圓の豫算を投じて、全國の學校調査を行つたのであります。
しかし、これを根本的に平等にすることは、社會制度がこのままである限り實行できないのでありますから、學校制度の上で、できるだけ社會制度の上から來る不平等を少くしていくという建前から、教育の機會均等ということが考えられ得るのであります。
は勞働組合の指導というふうに、人間の發展を幼少の時の環境によつて規定してしまわずに、全日制の高等學校を出る人にも勤勞の教育或いは勞働組合の指導も大事でありましようし、又定時制の方の人にも人間として市民として又世界人としての教養も大事なんでありますから、その點私が先程申上げたのでありまして、若しもこの委員會で教育改革をお採り上げになるとしますならば、どうか一つ片手落ちになりませんように、兩方の高等學校制度
併しその義務制を外した後の定時制の高等學校につきましては、あらゆる努力をいたしまして、小學校卒業生の中の七割五分、乃至八割に當る一般勤勞青年の教育のことでありますから、これは新らしい高等學校制度と切り離しては、非常な片手落ちでございますので、同時にやりたいという決意でございます。どうぞ國會の方においても、御指導御鞭撻を頂きたいと思います。
それで尤もであることは尤もでも、現在の國力の上から、果して六・三・三の上の三まで義務教育でやれるかやれないかということは非常に檢討を要すべきことであり、又その三を來年から直ちに實施できるかどうかというようなことも、又現在高等學校制度が來年から果してやれるかやれないかという一般的な段階にまで行つておるように考えられるのですから、ここでなかなか簡單に文部當局の答辯を聽いたつてどうかと思います。
例えば宗教方面の委員、小野さんが言われたような宗教方面の委員、體育方面の委員、學校制度の方面の委員、科學の委員、それからもう一つに分れておるわけでありますが、そういう五つのものを三つに分けるならば、どれとどれをどうするかという考え方も考えられるわけなんでしようね。
それで前に申した普通遞信講習所は、昔の學制の中等學校制度でございます。今度の新學制では、これはあるいは高等學校の程度になりますかどうか、まだはつきりいたいませんが、昔の程度では大體中等學校程度でありまして、そこに試驗がございます。もう一つの上の高等遞信講習所は、これは相當競爭がはげしいのであります。
この高等教育における科學教育は、未だ學校制度もはつきりいたしておりませんので、今後次第に進めてまいりたいと考えておるのであります。 次に社會教育における科學教育でございます。これに對しましては、社會教育局とも十分連絡いたしまして、いろいろな施策をいたしているのでありますが、今考えておりますのは、國民科學講座であります。